水槽内で吸盤を使い固定するものに水温計やヒーター、外部濾過のパイプなどがあります。CO2を添加している方だとさらにディフューザーやCO2濃度監視器?などもありますよね。
長年使っているとどうしても発生する「吸盤の付きが悪くなりいつの間にか水面に器具がプカプカ浮いてしまう問題」。アクアリストなら皆さん経験してると思います。
google先生に聞いてみると吸盤を復活させる情報や動画がたくさん出てきます。
沸騰したお湯に入れると良いみたいですね。
かっこ悪いです 真似しないでください
全然おすすめな方法ではありませんが、楽アリストの私はビニタイを使って吊り下げてます。
そうです、吸盤で水槽壁面に固定することをやめてしまいました。
固定をしないのではがれてしまうことはありません。ずーとぶら下がってます。
水槽壁面に引っ掛けるだけ
どこでも良いです。その器具が水槽内で安定するところにビニタイを巻きつけます。
あとは水槽壁面に引っ掛けるだけです。
このシステムの良いところは、器具の位置変更が簡単なこと。
ガラス面のコケの掃除をする際も簡単に位置を移動しもとに戻せます。
投げ込み式フィルターの水の排出口の高さも固定されているビニタイの折り目の位置を変えれば直ぐに上げたり下げたり変更できます。
見た目を気にされる方に
たまたま手元にあったビニタイの色が緑でしたのでそれを使っていますが、黒色なども売ってます。バックスクリーンの色に合わせ目立ちにくい色にしても良いかもしれません。
または、テグスを使うのもアリかも。テグスなら水草レイアウトを邪魔することもないでしょう。壁面に引っ掛ける方法も何かしらのフックを使えば大丈夫だと思います。
ただし、固定位置の高さ変更が気楽にできないのが欠点かな。
Duplaは良かった
余談ですけど、自分の記憶では、30年以上前、Duplaというドイツのアクアリウム器具メーカーの商品が日本でも販売されていましたが、そこで使われていた吸盤がすばらしく性能がよく、ほとんど劣化もせず、ひたすらガラス面にくっついていたことを思い出しました。
吸盤というと円錐形の部分を吸着面に押し付けくっつくものという概念をくつがえし、ほぼ平面に近い吸盤部分を軽く押し付けるだけでしっかり吸着していました。長年使っても硬化せず、さすがドイツ製品の品質と言えるもので、当時の日本製吸盤とは比べ物になりませんでした。
現在、Dipla社はどうなっているのでしょうか。
まぼろしの本?
そういえばDiplaの関連本「理想的な水槽」を持っているのを思い出しました。1978年、Dupla社の創設者Horst E. Kipperと、同経営者で科学者・編集者のKaspar Horstによって書かれた本です。すでに絶版で、インターネットで調べても情報はないい等しく、そうかといってオークションで高値で取引されているわけでもなく。
ADAの天野さんが瓶入り炭酸水を大量に買ってきて、水草水槽の中にドバドバ入れて気泡が出るのを実験していた頃に書かれたんじゃないかなってくらい古い。でも内容は素晴らしい。水草を育て管理するシステムはこの頃すでに完成されていたみたいです。
本の表紙を紹介したかったんですが、アマゾンでも取り扱いがなく著作権の関係上載せていません。
まとめ
吸盤をくっつける気ないの私だけ・・・?。
あんただけ
おしまい
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