雑誌で見つけて気になっていた茶色く濁った温泉のある「はづ別館」へ行ってきました。梅雨の時期でしたが、たまたまこの日は快晴で温泉と自然を堪能してきました。
湯谷温泉「はづ別館」
名古屋から高速道路を使い1時間半ぐらいで「はづ別館」へ来ることが出来ます。
今回は、お泊り無しの温泉と料理を楽しむ日帰りプラン利用です。AM11:00~PM17:00まで休憩のための部屋をお借りしてゆっくり休養できました。(他にも部屋なし、滞在時間がもっと短いプランもあります)
「和」の雰囲気たっぷり、館内の様子です
館内は古民家風の作りになっていて、様々なところに凝った装飾品が飾られたいます。
小さな囲炉裏もあります。
エレベーターはありません。階段も1段1段が高くて勾配も急な作りになっています。ご高齢の方には少々きついかもしれません。フロント、部屋、風呂場、大広間が全て違う階にあるため、移動のたびにこの階段を上り下りしなければなりません。
宇連川が見える部屋とその反対側の部屋があり、部屋を隔てた廊下は大人2人がやっとすれ違うことができるほどの幅しかありません。
バリアフリーには程遠い作りのため、車いすの方や足腰の弱い方には宿泊はむずかいいでしょう。
畳の和室で6時間休憩
はづ別館では、民芸調の客室、茶室付き総ひのき造客室など特別な部屋も用意されていますが、日帰りプランは客室を選択できません。利用させていただいた部屋はスタンダードなタイプでしたが、畳の部屋が二間続きになっていて十分な広さがあり、足を伸ばして、あるいは寝っ転がってゴロゴロして、ゆっくりくつろぐことが出来ました。
床の間もあり開け軸がかけられています。何故かそこにテレビがあります。BSは映りません。地上波のみです。
窓は昔ながらの木枠の窓で、鍵はネジ式の物がついています。
いろり、照明、廊下、階段、窓など、とにかく「和」の落ち着ける雰囲気がいいですね。
刺し身、焼き魚、牛しゃぶ 日帰り温泉プランの豪華な昼食
お昼は大広間での食事となります。お刺身、鮎の塩焼き、牛しゃぶ、冷静うどんなどどれも美味しかったです。(2021年7月の献立です。季節によって内容は変わると思います。)
3種類の温泉を楽しむことが出来ます
雑誌で見た茶色く濁った露天風呂です。このお風呂に入りたくてやってきました。お風呂の底が全く見えないほどの濁り具合です。温度は若干ぬるめだったと思います。宇連川の流れる音を聞きながらついつい長湯してしまいます。
こちらはひのき風呂で、天井から竹がぶら下がっていて、その先から高温の温泉がポタポタと滴り落ち続けています。
あともう一つ内風呂があります。どのお風呂も茶色く濁っています。
PM13:00で男湯と女湯が入れ替わります。すべての温泉を楽しむにはこの入れ替わりの時間を挟んだ時間に滞在し、2回以上お風呂に入らなければなりません。
また行きたい
自転車好きで知られる忌野清志郎さんも新城市周辺を探索したあとは、こちらの温泉で宿泊をされていたようで、その当時の新聞の切り抜きが「はづ別館」のwebサイトに掲載されています。
名古屋からも近くて、ボーッとするには最高の場所でした。また行きたくなります。
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